政府が行っていた電気・ガス価格激変緩和対策事業が2024年5月分は半分になり6月以降終了となります。
オール電化住宅の我が家では電気料金の変動が大問題です。
暖房が使用が終わる時期だったのですぐに大きな影響は受けませんが
次の冬がちょっと心配になります。
思い返すと、一昨年の冬にSNSの投稿で世間をざわつかせた電気代の値上がり。
「電気代10万だった!!」
なんて、いっぱい書き込みありましたね。
我が家も10万まではいかなかったけど爆上がりしました。
世の中の騒ぎを受けて政府が対策事業を始めたのです。
我が家も電気料金の高騰に対処すべく昨年6月に
暖房エアコンを購入!
春になったので暖房エアコンを使用したこの冬と蓄熱暖房を使用していた昨年の冬の電気使用量の検証をしてみました。
結論を言うと
蓄熱暖房からエアコン暖房に変えれば
電気代を約半分に減らせます。
まだ蓄熱暖房を使っている人は次の冬までに暖房エアコンに変えましょう。
蓄熱暖房使から暖房エアコンへ変えた結果・・・圧倒的に暖房エアコンがお得です!
昨年6月。
冬はまだまだ先のこの時期に、暖房エアコンを購入しました。
昨年の冬は電気料金が凄かったので早めに動きました。
今年の冬は蓄熱暖房はブレーカーを下ろして使用していませんでした。
昨年の冬と違うのは暖房がエアコンになったことのみ。
他で電気料金に影響するものに変更はありません。
春がきたので冬の間の電気料金の比較、検証をしてみます。
電気使用量 昨年との比較
下のグラフは電力会社の使用量の棒グラフです。
暖房エアコンを購入したのが6月。
昨年はかなり暑かったです。
夏の間、このエアコン1台で乗り切りました。
日中はリビングのみ、夜間は和室も開けっ放しにして冷房していました。
基本二人暮らしになってからは1階のみで生活しています。
冷房使用時はあまり電気使用量の差がありませんでしたが、暖房必須の11月からの使用量があきらかに激減しています。
今年特別に電気代対策でエアコン稼働を少なくして寒い部屋に居たわけではありません。
ちゃんと暖かく過ごしました。
それでもグラフで見るようにかなりの差が出ました。
いかに蓄熱が電気を使う量が多いか分かります。
蓄熱暖房を使用した日、電気使用量が激増!
蓄熱暖房を使用しないことで電気使用量が激減していましたが、使用した場合こんなにも違うのか分かるのが次のグラフです。
娘の帰省に合わせて一晩だけ蓄熱暖房を使用した日と1週前の同曜日の比較です。
使用していない時はブレーカーを下げていますが、一晩だけ、それも娘の部屋のみ蓄熱する予定が、旦那が間違ってリビングの大きな蓄熱暖房のブレーカーも上げてしまったのです。
7kwの蓄熱暖房がマックス充電されていました。。。
明らかに違いが分かります。
棒グラフで日毎の使用料を棒グラフにしたものが下のグラフです。
どれだけ他の日と使用量が違うか分かります。
3月3日の使用量が突出しています。
蓄熱開始が11時くらいから始まるので前日の3月2日も他の日より多くなっています。
大体3倍弱。
今回は1日だけだったけれど、昨年まではこの量を毎日使っていたんですよね。
そりゃ電気料金が高くなるわけです。
この2日間のせいで3月の電気料金は暖房エアコンのお得感が減ってしまいました。
ひと冬を終え、今後蓄熱暖房は稼働させてはいけないことが決定しました。
暖房エアコン購入時の注意点
購入機種と選定理由
暑くなると設置に時間がかかるので6月に購入しました。
最近の暑さで我が家に今設置しているリビングのエアコンでは暑さをしのげないので、夏から使用開始したかったのです。
選んだのはダイキンのスゴ暖。
2023年モデルのDX 23畳。
うるさいのが苦手なので、音が静かなことが一番の優先事項でした。
実店舗で購入しましたが、お店の人にダイキンを勧められました。
お店の人が言うには
- 暖かい
- 音が静か
- 性能が良い
- 省電力
だそうです。
友人がダイキンのスゴ暖を購入していて、とても暖かいと言っていたので第一候補でした。
実際、暖房エアコンを買うのは初めてだったこともあり勧められるままにという感じです。
購入メーカーはダイキンと決まってあとは何畳用を購入するかです。
暖房ならリビングダイニングをカバーするだけで良かったけれど、夏の冷房を考えると隣の和室も冷やしたい。
2部屋をカバーするために23畳を購入しました。
大は小を兼ねるの精神で大き目のものを買いましたが今となっては失敗感があります。
リビングダイニングだけに対応するサイズを選んで、和室は小さなものを別に設置すれば良かったと思っています。
金額的にもそんなに変わらなかったと思います。
ちなみに設置してくれた業者さんも一押しはダイキンとのことでした。
暖房エアコンをひと冬使用した感想
初めて暖房のみで冬を終えた感想。
良かった点
- 電気料金が安い
グラフで見て明らかなように電気料金が安いのが一番良かった点です。
リモコンで電気料金を確認できるのも良かったです。 - すぐに暖まる
一気に温めるモードがあるので割とすぐにあたたまります。
蓄熱暖房の時は家に帰ると暖かいのが良かった点ですが・・・
共働きで誰もいない部屋を暖めといるのももったいないと思っていたので。 - 足元が暖まる
蓄熱暖房でもファンを回せば温風は出ますが、そんなに遠くまでは温風は来ません。
エアコンだと暖かい風が人を狙って届くし足元を温めるモードもあるので、冷え性としてはとても快適でした。 - 風量を調整できる
全体に暖まったら風量を調整できるのも良いです。
蓄熱暖房だとファンの強さは調整できなかったので。
気になった点
- うるさい
これはとても気になりました。
蓄熱暖房と比べたら本当にうるさい。
我が家は設置場所がテレビの近くしかないのですが、テレビの音量をかなり大きくしなければいけませんでした。
一気に暖める時など、騒音です。
これは我慢するしかないのでしょうね。 - 室外機もうるさい
これは隣家と近いと苦情レベル?と思っています。
特に一気に暖めるモードの時はすごいです。
和室で寝ていると朝エアコンのスイッチを入れた瞬間から、外の室外機が稼働する音の大きさがとてもわかります。温度が設定温度になれば静かにはなりますが、ちょっと気になります。
今のところ苦情は来ていませんが・・・。 - 価格が高い
他のメーカーの物より価格が高いです。
高くても買うという自信?
確かに使用感は良いですが・・・もうすこし安くなればいいのにと思います。
気になる点は多少ありますが、それ上回る電気料金の安さ。
これは買って正解でした。
まとめ
蓄熱暖房から暖房エアコンに切り替えてひつ冬を過ごした結果は、切り替えて正解でした。
電気料金がかなり抑えられたので、エアコンの価格を考慮しても数年でエアコン代を回収できそうです。
オール電化住宅で、いまある蓄熱暖房をまだ使用している。
次の冬までに暖房エアコンの導入を検討することをお勧めします。
節電を心掛けながら暖かく生活したいですね。